影は幻影(1)
光を探していると影が撮れる
はじめて使うフィルムには、ドキドキします。
カメラに通すフィルムは、ロモグラフィー社のFANTOME8というモノクロフィルムです。
テストを兼ねて、急いで(楽しく)撮って、急いで(楽しく)自家現像してきました。
引用元:「CAPA CAMERA WEB」ニュース>超低感度ISO8のハイコントラストなモノクロフィルムをお得に! ロモグラフィー「ファントムキノフィルム」予約販売
https://getnavi.jp/capa/news/332376/
■ハイコントラストな超低感度モノクロフィルム
「Lomography Fantôme Kino B&W ISO 8 35mm Film」は、ロモグラフィーのB&W Kinoフィルムシリーズに新しく登場した ISO 8のフィルム。サイズは35mmのみとなっている。ドイツの映画会社より入手した映画用フィルムから切り出されて作られており、ハイコントラストな描写が特徴のフィルムだ。
街にも桜が降りてきました。今日は街角スナップ日和です。
このフィルムはコントラストが強く、光を追うと影が付いてくるという印象です。
とても良い天気でしたので、EV15固定で1本廻し終えました。
ISOが8と超低感度フィルムなので、絞りとシャッター速度の組み合わせは、はじめから開放F1.9と1/500秒と決めていました。ですので露出に気を取られず、ファインダー内の出会いに集中できたのでした。
フィルムの最初の捨てコマ。なんとなくフォトンを拾っているようで、スキャンしてみました。
公園には桜が咲いていました。
見上げれば、そこにも桜が。
公園には補助輪付きの自転者が、相棒を遅しと待っているのでした。私の癖で、右下がり。
ブロック塀の上にはみ出している、木々の影。
紅梅は、光の粒。
-PENTAX MZ-S [film : Lomography Fantôme Kino 35mm ISO 8]
.