夏猫の散歩道

散歩写真とか閑文字とか

花の写真

晩夏桔梗

旧暦水無月。大暑もまわり、もう晩夏ですね。 生ぬるい夏の風にセミの声が、妙に心地いいのが少し不思議です。

荒野を夢見たことはありますか?

耕作地を大きくカーブした道の向こうには、 そこにはただただ「コウヤ」が広がっているようでした。それは西部劇で見るような広大にして荒涼とした空間ではありませんでしたが、荒野にして広野と呼ぶには十分に思えます。 どうやら昔は田畑だったのではある…

さくら通りで逢いましょう

ことしの桜も風のように頬を撫でてゆきました また来年、ここで逢いましょう。 -PENTAX 645Nii [film : FUJICOLOR PRO400H] .

気持ちのいい、春の青

ある春の一日 青い空と、梅桜。 -PENTAX 645Nii [film : FUJICOLOR PRO400H] .

なごり雪と苺ケーキ

その雪も、一夜の夢 それは2022年、4月30日のことでした。 突然の春の嵐、目覚めればユキハラ。 しかしそれも一夜の夢。昼前には名残り雪は逝き、変わらぬ春の日差しが訪れたのでした。 それでも、目に焼きついた光景は一年経っても脳裏からは消えず…

影は幻影(3)

桜の海をさまよう、そんな日でした その日は桜を求めて、どこまでも歩いていたい気分でした。空気は清浄だったと思います。桜の木には、なにか浄化する装置でも内蔵されているのかしら? どこまでも歩いていると、そこはどこにでもあるような、でもどこでも…

影は幻影(2)

さくら通りを抜けて 桜咲く季節は、遠くに行かなくとも旅気分。 もうすぐこの季節が終わるのかと思うと名残惜しく、はらはらそろりと歩きます。 桜と熊野神社。この日は青空でした。 鐘楼ざくら。「楼」という字は「桜」に似ていますね。 街角のそこここに桜…

影は幻影(1)

光を探していると影が撮れる はじめて使うフィルムには、ドキドキします。 カメラに通すフィルムは、ロモグラフィー社のFANTOME8というモノクロフィルムです。 テストを兼ねて、急いで(楽しく)撮って、急いで(楽しく)自家現像してきました。 引用元:「…

あたら桜のとがにはありける

桜はただ咲くだけのもの ことしは桜がはやいそうです。 こどもの頃には容易に作ることができた「かまくら」も、年々雪が少なくなり今ではなかなか難しくなってきました。桜も(私の中では)ゴールデンウィーク頃に咲くものというイメージがありましたが、今…